気がつけば親の介護もうすぐ20年!! 図々しいけど自分で自分を褒めてあげたい!!

母の介護をしてもうすぐ20年

図々しいけど自分で

自分を褒めてあげたい!! 

20年近く母親の介護を

しているのですが自分で

今までよく頑張った

なぁ〜と思えるように

なったので今までの介護体験

を書こうと思います。

 

私は最近になって

母の偉大さや優しさが

身に染みてわかるように

なりました。

 

母の介護での経験は今の

私にとっては

かなり大きな影響があり

今の私があるのは母の介護

があったからだと思います。

そして今まで父や友人、

母の友人、親戚など

周りの方々のおかげでここまで

これたことも感謝の気持ち

でいっぱいです‼︎

 

色々ありすぎて

細かいことはすぐ

忘れる癖がついてしまった

んでざっくり書きます。

 

簡単に母の紹介を

しますが、

現在母は77歳、私は39歳
なんで19歳の時から介護生活
が始まっています。

 

母がくも膜下出血で倒れた

のは59歳の時で

生死をさまよい3ヶ月は

意識不明の状態が続いて

ました。担当医や

看護師さん、リハビリの

先生などとても献身的に

母の事を看て下さり、

だんだんと意識回復も

していき、1年後には車椅子

に座って話ができるまでに

なりました。

 

ただ左半身麻痺の後遺症は

あり介助して車椅子にやっと

座れてる感じて時間が経つと

身体が傾いていました。

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その後はリハビリの為

転院、施設も数ヶ月行って

会話もしっかりできる

ようになりました。

倒れてから1年と6ヶ月は

経っていました。

後遺症って言葉も話せ

なくなる方もおられますが

母の場合は全く問題

ありませんでした。

 

母の性格ですがひょうきんで

めっちゃ面白い‼︎

前向きでなんでも器用で

友達もたくさんいる

明るく楽しい人です。

喋りが好きな母なんで

言語障害がないと聞いて

さすが宴会部長!!

と思いました。

 

そんな母ですが退院後

自宅に戻るととても暗くて

今までの母の姿とは

真逆でほんとに可哀想

でした。

自分がなぜ倒れたのか

トイレも自分で行けない、

情けないといつも言って

ましたし、病気になると

性格も変わると聞いていたので

暗くなってしまったら

可哀想でどうしようかと

思ってました。

 

自分自身も仕事と介護の

両立がきつく数ヶ月は

ほんとに大変で今思うと

介護疲れだったんだと

思います。

 

母は動けず寝たきりで

排泄の介助も父親と

交代しながら世話

してましたが、

父親は短気で失禁

したらすぐ怒鳴って

母は泣いていたし、

私にはワガママ言って

よくケンカして

いました。

今思うと私自身いっぱい

いっぱいでした。

 イライラするし、

なぜ母の世話を自分がしないと

いけないのかと何度も思ったし

いっぱいやりたい事も

我慢したり

泣いてた事も多く、

苦しい時期でした。

今思うと母に当たって

しまった自分が情けなく

申し訳なかったと

数年経って謝りました。

 

自宅に戻ってから数か月後

ディサービスを

利用できるようになり

週2回行くように

なりました。

最初は嫌そうでしたが

数年後にはとても明るく

以前の母に戻りつつあり

ました。

 

母にとってはディサービスの

利用がとても大きくて

今の母があるのも

ディサービスへ

行けるようになって

スタッフの皆さんに親切に

してもらい精神面での

回復が大きかったように

思います。

 

20年も経つと介護者は歳を

とり今まで出来てたことが

できなくなります。

 

父も昨年大きな病気をして母の

介護はほとんどできなくなり

ましたが自分の事はできてい

ます。

母は今、まだ歩くことは

できませんがとても元気で

デイも週4回行って

頑張ってリハビリしています。

 

デイも疲れると思いますが

父に気を遣って頑張って

くれてると思うと

嬉しく思います。

幸い認知力は問題ないようで

なんでもしっかり

話しますししっかり自分で

ご飯も食べます。

数年前からはカラオケも

一緒に行けるようになり

ました!!

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介護って終わりがみえないし

一人で介護されてる方は

追いつめられて周りが見えず

一人で問題を抱えてしまい

がちでとても辛いです。今の時代は

デイや一週間、一か月と預かって

くれる施設も多くあるので

本人が行きたくないといっても

利用されることをお勧め

します。

施設に預かってもらう=見捨てる

って思う方もいるかもしれませんが

決してそんなことはなく、

長く介護ができるように

介護者も休息

が必ず必要です。

 

私も今思っても遅いですが、

施設に預けるのは可哀想と

ずっと思ってきました。

だけど終わりがみえないので

自分が壊れてしまわない

ように休息してリセットする

事が大事だと思いますし

親よりも長く生きるのは

子供のほうなので

自分を大事に

介護して欲しいです。

 

私は昔から音楽が大好きで

母が倒れてからもライブ

は定期的に行っています。

父親がいるので

私がいない間は見てくれ

てるのでありがたい

です‼︎

 

介護されてる方は

自分の体と心を大事に

休息をとりながら介護を

続けて欲しいし、その為には

自分の好きな事、映画や

旅行、食事、読書など

気分転換をして上手に

介護と向き合って

欲しいです。

 

高齢者でたくさんの人と

過ごすのが苦手でデイ利用

出来ないと困っておられる方

もいると思いますが

ケアマネさんにしっかりと

本人の性格など伝えて

相談して少人数のデイも

増えてきてるし、

見学もできると思う

ので利用される事を

検討して欲しいです。

 

ちょっと重い感じの内容に

なりましたが次回は母との

面白エピソードや

名言なども紹介したいと

思います。

 

介護で大変な事はほんと

多いし苦しいことも多い

です。排泄の失敗の片づけ

など想像よりも大変なことです。

だけどしんどいといって

介護が終わるわけではないので

なんでもかんでも楽しく、

嬉しく、面白いと日々過ごして

いくとほんとに

楽になります。

 

この考えは私の考え方で

性格もあるのでそうしたほうが

いいとはいいずらいんですが、

私にとってはいい考えです。

 

介護は一人で

出来ることではないので必ず

誰かに相談するのがベストだし

周りに助けてもらうことも

大事と思います。

 

終わるところがわからず長く

なってしまいましたが

最後まで読んで下さり

ありがとうございました!!